WHOの国際基準から発展した紫外線対策6か条
はじめに
紫外線から子どもたちの健康を守るために、どのような対策を行っていますか?日焼け止めを塗るだけで十分だと思っていませんか?
実は、効果的な紫外線対策には科学的根拠に基づいた体系的なアプローチが必要です。今回は、WHO(世界保健機関)の国際基準から発展し、日本の専門家の知見を加えて完成した「紫外線対策6か条」について詳しくご紹介します。
紫外線対策6か条の背景
「子どものための紫外線対策協会」の5か条(2005年制定)
紫外線対策6か条の原点は、2005年に「子どものための紫外線対策協会」が制定した「紫外線対策5か条」にあります。
この5か条は、WHOの「Sun-protection」をWHOのドクターの許可を得て翻訳し、それをもとに作成されました。つまり、国際的な科学的根拠に基づいた紫外線対策の基準として策定されたものなのです。
エポカルのお勧めする紫外線対策6か条
エポカルでは、この信頼できる5か条をベースに、東海大学の佐々木政子名誉教授のご指導により、第6条「目の紫外線対策のためにサングラスをかけよう」を追加しました。
これにより、肌だけでなく目の保護まで含めた、より充実した紫外線対策となったのです。
紫外線対策6か条の詳細
第1条:UVの強い時間の外出を避けよう
午前10時~午後3時(または、UVインデックス3以上の時間)は紫外線が強い時間帯。 この時間の外出はなるべく控え、外出する場合は、紫外線対策を行いましょう。

日差しの強い時間をさけて外出を
1日に届く紫外線の約50-60%がこの時間帯に集中します。可能な限りこの時間帯の外出は避け、どうしても外出する場合は万全の対策を心がけましょう。
第2条:日陰を利用しよう
屋外では積極的に日陰を探して過ごしましょう。 日陰では約50%の紫外線をカットできます。
ただし、曇りの日でも薄い雲では80%以上の紫外線が透過するため、油断は禁物です。日陰を見つけたら積極的に活用しましょう。

暑さ対策にも、紫外線対策にも有効な日陰
第3条:帽子をかぶる習慣をつけよう
つばが子供は5㎝、大人は7cm以上の帽子で、顔に当たる紫外線を60~70%カット。 幼いころから帽子をかぶる習慣をつけることが大切です。
子どもの場合、つばが長すぎると使いづらいため、子どもと大人で適切なつばの長さが設定されています。この習慣は生涯にわたって子どもたちを守ることになります。
第4条:UVカット対応のウエアを活用しよう
UVカット機能のある衣類や帽子を中心とした対策が最も有効。
母親の視点から考えて、子どものUV対策はUVカット対応のウエア&帽子を中心に活用することが一番有効とされています。5分袖や7分袖など、取り入れやすいアイテムから始めてみましょう。
第5条:UVクリームの有効利用をしよう
日焼け止めは「補助的」な位置づけで使用。 帽子や衣類での物理的な遮断を基本とし、どうしても露出してしまう顔や手などに塗布しましょう。
日焼け止めを塗ったからといって、太陽光に長時間当たっても大丈夫だと考えるのは危険です。物理的な遮断を基本とし、日焼け止めは補助的に使用することが重要です。
第6条:目の紫外線対策のためにサングラスをかけよう(エポカル追加)
むき出しの臓器である目も紫外線の影響を受けます。 適切なUVカット機能のあるサングラスで目を守りましょう。
これまでの5か条では見落とされがちだった「目」の紫外線対策。目は「むき出しの臓器」とも呼ばれ、紫外線の影響を直接受けやすい部位です。佐々木政子名誉教授のご指導により、この重要な視点が追加されました。
6か条が示す効果的な紫外線対策の考え方
この6か条から分かる効果的な紫外線対策のポイントは以下の通りです:
- 物理的な遮断を基本とする:帽子、衣類、日陰の活用
- 日焼け止めは補助的に使用:完全に頼るのではなく、サポート的な位置づけ
- 習慣化の重要性:幼いころから身につける習慣が生涯を守る
- 全身の保護:肌だけでなく目も含めた総合的な対策

まとめ
エポカルがお勧めする「紫外線対策6か条」は、WHOの国際基準から始まり、日本の専門家の知見を加えて発展した、科学的根拠に基づいた総合的な紫外線対策指針です。
単に日焼け止めを塗るだけでなく、時間帯の工夫、日陰の活用、適切な帽子と衣類の使用、そして目の保護まで含めた体系的なアプローチが、真に効果的な紫外線対策につながります。
家族みんなでこの6か条を実践し、紫外線から大切な肌と目を守っていきましょう。特に子どもたちには、小さなころから正しい紫外線対策の習慣を身につけさせてあげることが、将来の健康を守る最良の贈り物となるでしょう。






