「まとう木陰」——
エポカルが届けたい、着る涼しさ
2025年 by 松成紀公子(エポカルプロデューサー)
強い日差しの中で、ふと木陰に入ったとき——
風もないのに、体がふっと軽くなる。あの感覚を覚えていますか。
温度計の数字は変わらなくても、木の葉が紫外線と熱をさえぎるだけで、体は確かに違うものを感じます。エポカルはその感覚を、「着ること・かぶること・かけること」の中に届けたいと考えています。
木陰とは何か——自然が作り出す「小さな快適」
木陰の心地よさは、体感温度の変化だけではありません。木の葉は紫外線(UV-A・UV-B)を吸収し、近赤外線による熱輻射も大幅に減らします。さらに、木が放出する水蒸気が微気候をつくり、人が「涼しい」と感じるには十分な環境を生み出します。
科学的に言えば、木陰の効果は三層構造です。
| 木陰が防ぐもの | 体への影響 |
|---|---|
| 紫外線(UV-A・UV-B) | 日焼け、光老化、皮膚へのダメージ |
| 近赤外線による熱 | 体温上昇、熱疲労、集中力の低下 |
| 強い可視光線のまぶしさ | 眼疲労、頭痛 |
「まとう」という言葉に込めた意味
日本語の「まとう」は、ただ「着る」とは異なります。
纏う——体を包み込むように、ゆったりとまわりにまとわりつかせる。衣服が体にかかる感覚を、重さではなく、包まれる安心感として受け取る。そういう着方のことです。
エポカルのUVカットウェアは、この「纏う」の感覚を大切にしています。肌に密着して守るのではなく、体のまわりに自然な空気の層をつくりながら、紫外線と熱から守る。木陰が生み出す環境を、布一枚でそっと再現しようとしているのです。
木陰に入るような感覚で、ウェアをはおってほしい。
そういう思いが「まとう木陰を作り続ける」という言葉になりました。 — 松成紀公子 エポカルプロデューサー
「着る木陰」を実現する素材の仕組み
エポカルが長年の研究開発の末にたどり着いたのが、自社開発素材 EPOCHTEX® をはじめとしたUVカット素材です。酸化チタンの微粒子を繊維の中に永久定着させた構造で、洗濯を繰り返しても効果が落ちず、紫外線カット率91~99%以上を実現しました。
表面に塗布するコーティング型とは根本的に異なるこのアプローチは、「木の葉が紫外線を吸収する構造」に近いものです。塗り重ねて防ぐのではなく、素材そのものが光を受け止める。だから薄く、軽く、通気性を損なわずに高い遮蔽効果を持つことができます。
木陰の心地よさを、日常にまとう
紫外線対策というと、「防御」という言葉が先に来がちです。塗る、覆う、遮断する——どこか体を守り固める印象があります。
でも、木陰は違います。木陰はただそこに「ある」のです。大きな木が枝を広げて、その下に自然と生まれる、やさしい場所。誰かが意識して守ろうとしているわけでも、力んでいるわけでもない。ただ、そこに入ると体が楽になる。
エポカルが目指しているのは、そういう存在感のある服です。着ていることを意識させず、でも確かに守られている。晴れた日の外出が、少しだけ軽やかになる。そのためのウェアを作り続けることが、私たちのたった一つの仕事だと思っています。
まとめ——「まとう木陰」が届けたいもの
- 木陰の心地よさは、紫外線などを防ぐことで生まれる
- 「まとう」とは、纏い包まれる感覚——防御より、包容に近い着方
- UVカット素材は繊維内部に酸化チタンを定着させ、洗濯後も効果が持続
- エポカルの目標は、着ていることを意識させない「着る木陰」をつくり肌を守る環境を作ることです
紫外線に強く、肌に優しい!エポカルのUVカットウェア・UVカット帽子
晴れたらエポカル!~Sunny days call for EPOCHAL.
株式会社ピーカブー/代表取締役 エポカルプロデューサー
松成紀公子(まつなりきくこ)




