ノーベル賞をいつか見に行きたい

こんにちは！株式会社ピーカブーです。

私たちは、和光理研インキュベーションプラザという、理化学研究所の敷地内にオフィスを構えています。毎日、世界トップレベルの研究者の方々とすれ違い、お話しする機会に恵まれています。研究について相談したり、最先端のお話を聞かせていただいたり…こんな環境で働けることが、本当に幸せだと感じています！

理化学研究所とは

理化学研究所（理研）は、1917年に設立された日本を代表する自然科学系の総合研究所です。物理学、化学、生物学、医科学、工学など幅広い分野で基礎研究から応用研究まで行っており、数々のノーベル賞受賞者を輩出してきた日本の科学技術の中心的存在です。

スーパーコンピュータ「富岳」の開発や、新元素「ニホニウム」の発見など、世界的な成果を次々と生み出しています。

未来のノーベル賞受賞者がここに！？

理研で日常的にお会いする研究者の皆さんの中には、「10年後にはノーベル賞を取るかもしれない」と言われている方々がたくさんいらっしゃいます。

最先端の研究に取り組む姿を間近で見ていると、「この研究が将来、世界を変えるかもしれない」とワクワクします。そして、知っている先生がノーベル賞を受賞される日が来たら…想像するだけで胸が高鳴ります！

密かな約束（笑）

実は、知り合いの研究者の先生と冗談半分、本気半分でこんな約束をしてしまいました。

「もしノーベル賞を取ったら、椅子の裏にサインする伝統的なイベントを取材に行かせてください！」

ノーベル賞受賞者は、授賞式で座った椅子の裏にサインをするという素敵な伝統があるんです。その歴史的瞬間に立ち会えたら…これ以上の光栄はありません。本当に実現する日が来ますように！

ノーベル賞授賞式のスケジュール

ノーベル賞の授賞式は、毎年決まったスケジュールで行われます。以下、主なイベントをご紹介します。

発表時期

• 10月初旬〜中旬: 各賞の受賞者発表
  • 医学・生理学賞（月曜日）
  • 物理学賞（火曜日）
  • 化学賞（水曜日）
  • 文学賞（木曜日）
  • 平和賞（金曜日）
  • 経済学賞（翌週月曜日）

授賞式関連イベント

• 12月6日: ノーベル賞受賞者によるストックホルム到着
• 12月7日: ノーベル博物館訪問、椅子の裏へのサイン
• 12月8日: ノーベル賞受賞記念講演
• 12月10日: 授賞式（アルフレッド・ノーベルの命日）
  • 場所: ストックホルム・コンサートホール（平和賞のみオスロ）
  • 時間: 16:30開始（現地時間）
• 12月10日夜: ノーベル賞晩餐会（ストックホルム市庁舎）
• 12月11日: ノーベル・コンサート
• 12月13日: 各受賞者の帰国

椅子へのサイン

授賞式の数日前、12月7日頃にノーベル博物館を訪問し、受賞者が座る椅子の裏にサインをします。これは1978年から続く伝統で、博物館には歴代受賞者のサイン入り椅子が展示されています。

日本人の輝かしい受賞歴

近年、日本人研究者が続々とノーベル賞を受賞されていることに、心から感動しています！

21世紀に入ってからだけでも、日本は自然科学系のノーベル賞受賞者数で世界第2位。これは日本の科学技術のレベルの高さを示すとともに、長年にわたる地道な研究への投資と、研究者の皆さんの努力の結晶です。

理研からも、2012年に山中伸弥先生（客員研究員）がノーベル医学・生理学賞を受賞されるなど、輝かしい実績があります。

最後に

理化学研究所の隣で働くという恵まれた環境で、私たちは日々、科学の最前線を感じています。ここでの出会いや経験が、私たちの仕事にも大きなインスピレーションを与えてくれています。

そして、いつか知っている先生がノーベル賞を受賞され、椅子の裏にサインする瞬間に立ち会える日を夢見て…今日も理研の隣で、ワクワクしながら仕事をしています！

株式会社ピーカブー
〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1 和光理研インキュベーションプラザ